【2022年ボーナス公開】30代現役小学校教員（公務員）８年目の夏・冬のボーナスの支給総額は〇〇万！？

ありがたいことに、今年も年２回のボーナスが支給されました。

今回は、思い切ってボーナス支給額を公開します。

「教員（公務員）のボーナス支給日っていつ？」

「小学校教員（公務員）の今年（2022年）のボーナス支給額ってどのくらい？」

「小学校教員（公務員）のボーナスの仕組み、計算方法が知りたい。」

という疑問にお答えします。

2022年 教員（公務員）のボーナス支給日はいつ？【夏・冬】

教員は地方公務員にあたるため、2022年ボーナス支給日と支給額は以下の通りです。

ボーナスの種類	支給日	支給額（給料の何ヶ月分か）
夏のボーナス	６月30日（木）	約2.1ヶ月分
冬のボーナス	12月９日（金）　※本来は、12月10日支給	約2.2ヶ月分

地方公務員のボーナス額は自治体ごとに定められています。

しかし一般的には、国家公務員のボーナス額を定めている人事院勧告に準じているようです。

また、支給日が土日・祝日の場合は、直前の平日に支給され、小中高校関係なく、同じ日に支給されます。

30代現役小学校教員（公務員）の2022年のボーナス支給額公開【夏・冬】

【ぽにょ情報】

・30代女性
・小学校教員
・今年度より、特別支援学級 担任
・教員８年目
・役職：教諭（いわゆる平社員）

ボーナスの種類	支給額	手取り額
夏のボーナス	785,100円	599,313円
冬のボーナス	799,565円	610,321円

過去３年分のボーナス手取り額を以下にまとめました。明細を捨ててしまったため、１年目〜６年目の手取り額は分からず…

経験年数	夏のボーナス（手取り額）	前年度比	冬のボーナス（手取り額）	前年度比
６年目	579,280円		555,302円
７年目	622,430円	＋ 43,150円	576,067円	＋ 20,765円
８年目	599,313円	ー 23,117円	610,321円	＋ 34,254円

教員（公務員）の経験年数別のボーナス平均支給額【夏・冬】

経験年数別の教員の平均ボーナス支給額は以下の通りです。

経験年数	夏のボーナス 平均支給額	冬のボーナス 平均支給額
1年以上2年未満	47.4万円	49.6万円
2年以上3年未満	49.1万円	51.4万円
3年以上5年未満	52.1万円	54.5万円
5年以上7年未満	56.7万円	59.4万円
7年以上10年未満	61.9万円	64.8万円
10年以上15年未満	69.9万円	73.2万円
15年以上20年未満	78.7万円	82.5万円
20年以上25年未満	84.4万円	88.4万円
25年以上30年未満	88.0万円	92.2万円
30年以上35年未満	89.9万円	94.2万円

令和３年 地方公務員給与実態調査

https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/kyuuyo/r03_kyuuyo_1.html

表から分かる通り、経験年数が上がるほどボーナス支給額も高くなります。

勤務成績も反映されますが、勤務成績以上に勤務年数の長さがボーナスに強く反映されます。

※小中学校教員の平均月収を参考に、夏のボーナスは給料2.1ヶ月、冬のボーナスは2.2ヶ月分で算出しています。（千円未満切り捨て）
　

【豆知識】教員のボーナスの仕組み

『期末手当』と『勤勉手当』って？

給与明細にも、期末手当と勤勉手当、それぞれの金額が書いてあります。以下私の明細です。

✓ 期末手当 … 在職期間に応じて支給される
基礎額 × 支給割合 × 在職期間割合

✓ 勤勉手当 … 勤務評価に応じて支給される
基礎額 × 成績率 × 期間率

基礎額は以下のように計算されます。

基礎額 ＝ 給料の月額 ＋ 扶養手当(期末手当のみ) ＋ 地域手当 ＋（給料の月額＋地域手当）× 役職段階別加算割合

• 給料の月額には、教職調整額や給料の調整額を含みます。
• 役職段階加算割合とは、肩書によって加えられる割合です。例えば校長なら15％、教頭なら10％が加算されます。

支給割合とは、６月は1.25％、12月は1.50％で計算されます。ただし年によって変動します。

在職期間割合とは、６月から12月までの６ヶ月間に在職していた期間の割合を指します。６ヶ月間在職していれば100％、そうでなければ80％、60％…と下がっていきます。休職中（育児休業含む）の場合は、半分として計算されます。

成績率とは、勤務の状態を管理職が判断し、設定した割合です。次の章で詳しく説明しています。

期間率とは、在職期間割合と同じようなものです。６ヶ月在職していれば100％、それ以降は段階的に下がっていきます。

勤務評価が良いと、ボーナス支給額が増える

評価は、主に４段階あります。

1. 特に優秀
2. 優秀
3. 良好
4. 良好でない

評価は、管理職（校長、副校長）がします。

評価ごとに、成績率が決められています。

成績率は、特に優秀の場合は×0.8、優秀の場合は×0.7、良好の場合は×0.6です。

この成績率は勤勉手当の基本額にかけて計算されるため、評価が高ければ支給額も増える、ということになります。

まとめ

今回は、現役小学校教員（公務員）のボーナス事情について書きました。

・2022年教員（公務員）夏のボーナス支給日： ６月30日（木）
支給額は給料の約2.1ヶ月分

・2022年教員（公務員）冬のボーナス支給日：12月10日（金）
支給額は給料の約2.2ヶ月分

・教員（公務員）のボーナスは経験年数が上がるほど支給額も高くなる。

・教員のボーナス＝期末手当＋勤勉手当
　期末手当…在職期間に応じて支給される
　勤勉手当…勤務評価に応じて支給される

・勤務評価は４段階評価
勤務評価が高いとボーナス支給額もアップする。

・教員がボーナスを上げる方法は、長く働き続け勤続年数を上げるか、勤務成績を上げるかのどちらか。

ぽにょ