こんにちは、ぽにょです。
ありがたいことに、今年も年2回のボーナスが支給されました。
今回は、2023年【最新】現役小学校教員の夏・冬のボーナス支給額を公開します。
教員のボーナス支給日っていつ?
小学校の先生って、いくら位ボーナスもらえるの?
教員のボーナスの仕組み、計算方法が知りたい!
という方、ぜひご一読ください。
この記事を書いている人は・・・
○30代女性
○公立小学校教員
○教員9年目
○異動1回
○特別支援学級 担任(2年目)
○通常学級 担任経験あり(6年間)
○特別支援教室 担当経験あり(1年間)
○役職:教諭(いわゆる平社員)
- 2023年 夏のボーナス支給日
- 2023年 冬のボーナス支給日
- 現役小学校教員(30代)の2023年ボーナス支給額【給与明細公開】
- 過去3年分のボーナス推移
- 経験年数別ボーナス平均支給額
- 教員のボーナスの仕組み
2023年 教員のボーナス支給日はいつ?
教員は年に2回ボーナスが支給されます。
教員は地方公務員にあたるため、2023年のボーナス支給日と支給額は以下の通りです。
ボーナスの種類 | 支給日 | 支給額(給料の何ヶ月分か) |
夏のボーナス | 6月30日(金) | 約2.1ヶ月分 |
冬のボーナス | 12月8日(金) | 約2.2ヶ月分 |
地方公務員のボーナス支給額は自治体ごとに定められています。
しかし、一般的には、国家公務員のボーナス額を定めている人事院勧告に準じているようです。
基本的には、夏のボーナスは6月30日、冬のボーナスは12月10日に支給されます。
支給日が土日・祝日の場合は、直前の平日に支給され、小中高校の教員関係なく、同じ日に支給されます。
夏よりも冬の方が支給額が多いです。
現役小学校教員(30代)の2023年ボーナス支給額【給与明細公開】
改めて、ぽにょ情報です。
○30代女性
○公立小学校教員
○教員9年目
○異動1回
○特別支援学級 担任(2年目)
○通常学級 担任経験あり(6年間)
○特別支援教室 担当経験あり(1年間)
○役職:教諭(いわゆる平社員)
それでは、2023年のボーナス支給額を公開します。
ボーナスの種類 | 支給額 | 手取り額 |
夏のボーナス | 847,857円 | 634,259円 |
冬のボーナス | 817,779円 | 734,284円 |
2023年夏・冬のボーナス手取り総額は、1,368,543円でした。
夏のボーナス給与明細
以下、2023年夏のボーナスの明細です。
冬のボーナス給与明細
以下、2023年冬のボーナスの明細です。
過去3年分ボーナス推移
以下に、過去3年分のボーナス手取り額をまとめました。
経験年数 | 夏の手取り額 | 前年度比 | 冬の手取り額 | 前年度比 |
7年目 | 599,313円 | 576,067円 | ||
8年目 | 622,430円 | +23,117円 | 610,321円 | + 34,254円 |
9年目(今年度) | 634,259円 | +11,829円 | 734,284円 | +123,963円 |
経験年数に応じて基本給が上がっていくので、ボーナス支給額も増えていきます。
教員の経験年数別ボーナス平均支給額
経験年数別の教員の平均ボーナス支給額は以下の通りです。
経験年数 | 夏の平均支給額 | 冬の平均支給額 |
1年以上2年未満 | 47.4万円 | 49.6万円 |
2年以上3年未満 | 49.1万円 | 51.4万円 |
3年〜5年 | 52.1万円 | 54.5万円 |
5年〜7年 | 56.7万円 | 59.4万円 |
7年〜10年 ※ぽにょはここ | 61.9万円 | 64.8万円 |
10年〜15年 | 69.9万円 | 73.2万円 |
15年〜20年 | 78.7万円 | 82.5万円 |
20年〜25年 | 84.4万円 | 88.4万円 |
25年〜30年 | 88.0万円 | 92.2万円 |
30年〜35年 | 89.9万円 | 94.2万円 |
令和3年 地方公務員給与実態調査
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/kyuuyo/r03_kyuuyo_1.html
上記の表から分かる通り、経験年数が上がるほどボーナス支給額も高くなります。
勤務成績も反映されますが、勤務成績以上に勤務年数の長さがボーナスに強く反映されます。
教員のボーナスの仕組み
『期末手当』と『勤勉手当』
教員のボーナス=期末手当+勤勉手当
給与明細にも、期末手当と勤勉手当、それぞれの金額が明記されています。以下、ぽにょの明細(冬のボーナス)です。
『期末手当』
在職期間に応じて支給される
基礎額 × 支給割合 × 在職期間割合
『勤勉手当』
勤務評価に応じて支給される
基礎額 × 成績率 × 期間率
基礎額
基礎額は、以下のように計算されます。
基礎額 = 月給 + 扶養手当(期末手当のみ) + 地域手当 + 役職段階別加算割合
- 月給には、教職調整額や給料の調整額が含まれます。
- 役職段階別加算割合とは、肩書によって加えられる割合です。例えば、校長なら15%、教頭なら10%が加算されます。
支給割合
支給割合とは、6月は1.25%、12月は1.50%で計算されます。ただし、年によって変動します。
在職期間割合
在職期間割合とは、6月から12月までの6ヶ月間に在職していた期間の割合を示します。
6ヶ月間在職していれば100%、そうでなければ80%、60%と下がっていきます。
休職中(育児休業含む)の場合は、半分として計算されます。
成績率
成績率とは、勤務の状態を管理職が判断し、設定した割合です。
次の章で詳しく解説します。
期間率
期間率とは、在職期間割合と同じようなものです。
6ヶ月在職していれば100%、それ以降は段階的に下がっていきます。
勤務評価が良い=ボーナス支給額が増える
勤務評価によって、勤務手当額が変わります。
勤務評価は、主に4段階あります。
- 特に優秀
- 優秀
- 良好
- 良好でない
評価は、管理職(校長、教頭)がします。
評価ごとに、成績率が決められています。
成績率
・特に優秀 ⇒ ×0.8
・優秀 ⇒ ×0.7
・良好 ⇒ ×0.6
この成功率は、勤勉手当の基本額にかけて計算されるため評価が高ければ支給額も増える、ということになります。
まとめ
今回は現役小学校教員の夏・冬のボーナス事情について書きました。
●2023年教員の夏のボーナス支給日
6月30日(金)
支給額は給料の約2.1ヶ月分
●2023年教員の冬のボーナス支給日
12月8日(金)
支給額は給料の約2.2ヶ月分
●教員のボーナスは、経験年数が上がるほど支給額も高くなる。
●教員のボーナス=期末手当+勤勉手当
期末手当…在職期間に応じて支給される
勤勉手当…勤務評価に応じて支給される
●勤務評価は4段階評価
評価が高いと支給額もアップする
●教員がボーナスを上げる方法
長く働き続けるor勤務評価を上げる
ぽにょ
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