こんにちは、ぽにょです。
教員の年収ってどのくらい?
経験年数によって、年収はどのくらい上がっていくんだろう。
教員を目指している方の中には、教員のお給料事情について気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は、現役教員ぽにょの【年収】を大公開します。
最新【令和4年分】の年収だけでなく、初任時代の年収も公開しますので、教員の年収の推移も分かると思います!
- 現役小学校教員の【年収】
- 初任時代〜現在(教員8年目)までの【年収の推移】
- 教員の【源泉徴収票の見方】
この記事を書いているぽにょは・・・
○30代女性
○小学校教員
○教員8年目
○特別支援学級 担任
○役職:教諭(いわゆる平社員)
【令和4年度分最新】教員の年収
令和4年度分の源泉徴収票です。最新【教員8年目】の年収になります。
【源泉徴収票の各項目について】解説します。
支払金額
支払金額は・・・5,901,438円
支払金額=年収です。基本給に加えて、各種手当やボーナスなどを含めた1年間の合計金額です。ただし、通勤手当や出張時に支給される交通費といった非課税扱いとなる手当については、支払金額には含まれません。
教員8年目の年収は、約590万円でした。
給与所得控除後の金額
給与所得控除後の金額は・・・4,280,000円
給与所得控除後の金額は、『支払金額』から『給与所得控除額』を引いた金額です。『給与所得控除』とは、給与所得者に適用される控除です。一定の額を経費として年収から差し引くことで、支払うべき税金を抑えてくれる制度です。
所得控除の額の合計額
所得控除の額の合計額は・・・1,411,441円
所得控除の額の合計額は、給与所得控除以外に控除される金額の合計額です。所得控除の種類は以下の通りです。
- 雑損控除
- 社会保険料控除
- 小規模企業共済等掛金控除
- 生命保険料控除
- 地震保険料控除
- 寄附金控除
- 障害者控除
- 寡婦控除
- ひとり親控除
- 勤労学生控除
- 配偶者控除
- 扶養控除
- 基礎控除
私の場合は、『社会保険料控除』と『生命保険料控除』が対象です。
源泉徴収税額
源泉徴収税額は・・・193,200円
源泉徴収税額は、1年間に納めた所得税の金額です。
教員の年収の推移(初任時代〜現在8年目まで)
過去の源泉徴収票を見ながらまとめました。
勤続年数 | 年収 | 前年比較 |
---|---|---|
1年目 | 3,615,278(約360万) | |
2年目 | 4,309,591(約430万) | ↑694,313(約70万) |
3年目 | 4,518,944(約450万) | ↑209,353(約20万) |
4年目 | 4,746,555(約470万) | ↑227,611(約20万) |
5年目 | 源泉徴収票 紛失… | |
6年目 | 5,249,661(約520万) | |
7年目 | 5,655,847(約560万) | ↑406,186(約40万) |
8年目 | 5,901,438(約590万) | ↑245,591(約30万) |
基本的には年功序列で収入が上がります。勤続年数が増えるごとに給料は高くなるので、長く働けば働くほど収入アップが期待できます。
源泉徴収票紛失ごめんなさい…
年々20〜70万円年収が上がっています。
1年目→8年目を比べると、約230万円UPしていました。
まとめ
今回は、【30代現役小学校教員の年収】を公開しました。
○初任時代の年収は、約360万円
○現在(8年目)の年収は、約590万円
○年々20〜70万円年収が上がっている
○源泉徴収票は4つの項目からなっている
①支払金額
②給与所得控除後の金額
③所得控除の額の合計額
④源泉徴収税額
【月給公開】&【給料内訳】に関する記事はこちら!
【月給公開】&【控除】に関する記事はこちら!
ボーナス公開に関する記事はこちら!
ぽにょ
コメント
コメント一覧 (1件)
おはようございます。
年収の公開なんて、なかなか勇気のある行動だと思います。
多分、住んでいる場所によって、いろいろなと調整額などの違いがありますので、年収は変わってくると思います。ただ少しずつ年収が上がるのは事実です。
最近、教員のブラックな部分が強調されていますが、教員はかなり待遇のよい職業であるということよくわかります。
野村総合研究所の2019年の調査によると、日本の5402.3万世帯を、次の5つに分けています。
5億円以上の資産をもつ「超富裕層」は8.7万世帯 0.16%
1億円以上5億円未満の資産をもつ「富裕層」は124.0万世帯 2.3%
5千万円以上1億円未満の資産をもつ「準富裕層」は341.8万世帯 6.3%
3千万円以上5千万未満の資産をもつ「アッパマス層」は712.1万世帯 13.2%
3千万円以下の資産をもつ「マス層」は4215.7万世帯 約78%
これらの資産には、自動車やマイホームなどは入りません。
現金、預貯金、株式、債券、投資信託、生命保険や年金保険などの合計額から負債を引いたものです。
5000万円以上の資産をもつ準富裕層の典型的な職業は3つあります。
1つめは、退職金を受け取った共働きの地方公務員世帯
2つめは、お金回りのよい小規模事業経営者世帯
3つめは、都市圏に住む高度な専門職世帯(医者、弁護士、芸能人、外資系企業の役員、金融の高度専門職など)
この調査からも分かるように、一般的な共働きの教員は、退職まで働き続けると、かなりの額の資産を得ることができます。
このような実態ですから、教員は、あまりお金に関して関心が薄いのかもしれません。
教員は、とても恵まれている職業の1つだと思います。(私のブログ、教育よもやま情報より引用)