【未来の教員へ告ぐ】現役教員が語る「小学校の先生になってよかったこと」10選

ぽにょ

こんにちは、ぽにょです。




「小学校の先生?大変だね〜。」

「教員ってブラックなんでしょ?」

「全教科教えるなんて無理。」



「小学校の先生です。」と答えると、マイナスな反応が返ってくることが多いです。実際、大変なことの多い職業ですが、それを上回るよさもあります。


今回の記事は、これから教員になる方教員を目指している方に向けて書きました。

現役教員8年目の目線で、【小学校の先生になってよかったこと】を包み隠さず書きましたので、ぜひご一読ください。




こんな人におすすめです
  • 教員を目指している人
  • 「教員になってよかった!」という気持ちを共有したい人
  • 「教員しんどい…」と感じている人
  • 「教員って実際どうなの?」と興味をもっている人




目次

小学校の先生になってよかったこと10選

私が考える【小学校の先生になってよかったこと】は以下の10点です。


  1. 安定している
  2. 時間があっという間に過ぎる
  3. 飽きない
  4. 担任の裁量が大きい
  5. 給食がある
  6. 長期休みが取れる
  7. その日の気分で働く場所を選べる
  8. 若くいられる
  9. 異動がある
  10. 達成感を味わえる

それでは、ひとつずつ解説していきます。






安定している

月並みですが、やはり「安定」は大切です。

給料面…贅沢できるほどではありませんが生活には困りません。年齢とともに昇給し、年2回のボーナスもあります。

景気や災害にも左右されず、福利厚生も手厚いです。

仕事の能力に関わらず、解雇される心配はほとんどありません。




時間があっという間に過ぎる

時間が経つのがとにかく早く、あっという間に1日が終わります。

悪く言えば忙しく、良く言えば充実しています。

暇と感じる時間が一切ないので、暇が苦手な人常に動いていたい人にはおすすめの職業です。

「まだ10分しか経ってない」「早く終わらないかな」と暇を持て余していたバイト時代が懐かしいです。

ただ、本当にあっという間に時間が過ぎるので、優先順位をつけて計画的に業務をこなしていかないと残業確定です…




飽きない

良くも悪くも、毎日本当にいろいろなことが起こります。

同じ日は二度とないので、変化のある日々を過ごすことができます。

その場その場で対応していくことが求められるため、臨機応変に対応する力が身に付きます。



また、小学校教員は、基本的に全教科教えるので、いろいろな学習に携わることができます。

学年も1〜6年まであるので、教える内容もそれだけ様々です。

全教科教える分負担は大きいですが、多岐にわたる知識を得ることができます。




担任の裁量が大きい

自分で考えて、自分のやり方で仕事をすることができます。

チームで行う場面もたくさんありますが、小学校の先生は1日の大半を教室で過ごすので、ほぼ個人主義で動くことができます。

したがって、良い結果も悪い結果も自分自身に返ってきます。責任の大きい職業です…




給食がある

格安の値段(現任校は1食300円)で、栄養バランスの考えられた食事を食べることができます!

とても美味しく、家庭では作らないような料理も出てくるので、毎日楽しみにしています。

メニューの組み合わせもとても勉強になるので、給食の献立を参考に夕飯のメニューを考えることもあります。

給食、本当にありがたいです。




長期休みが取れる

これは、小学校の先生になってよかったことの上位に入ります!笑

毎年2,3週間のまとまった夏休みが取れる職業は、なかなかないんじゃないかなと思います。

日々の仕事は忙しく、平日に休みを取ることは難しいですが、その分長期休みが取れるのはありがたいです。

毎年夏休みが来るたびに「教員でよかった」と喜びを噛み締めています笑

また、学校はカレンダー通り動くので、5日間働いて2日間休みという働くリズムがつくりやすいところも魅力のひとつです。




その日の気分で働く場所を選べる

教員が働く場所は、主に教室職員室の2ヶ所です。

その日の気分やコンディションで、働く場所を選べることも魅力のひとつです。

1人で集中したいときや人と話したくないときは教室で仕事をし、そうでないときは職員室で仕事をしています。

働く場所を選べる職業は意外と少ないと思うので、落ち込んでいるときやイライラしているときに1人になれるのはありがたいなぁと思います。




若くいられる

現場の先生方はとにかく若い。年齢を聞いて驚くことが多いです。

1日中動き回っているからか、子どもと過ごしているからか、子どもの流行に敏感だからか、理由は分かりませんが、若々しい先生がたくさんいる気がします。

子どもたちから若いエネルギーをたくさんもらって、何歳になっても気持ちも見た目も若くいたいものですね!




異動がある

公立の学校で働いている場合、数年単位で異動があります。

私の働いている自治体では、短くて3年、長くて6年で異動します。(例外もありますが)

長い期間同じ学校にいると、知らず知らずの間に考えが凝り固まったり、不平不満が出てきたりします。『流れる水は腐らず』ということわざにもあるように、謙虚さを忘れないためにも異動は必要だと思っています。

また、職場で上手くいっていない場合は、心機一転やり直すという意味でも、異動制度があるのはいいことだと思います。




達成感を味わえる


学年を持ち上がることもありますが、基本的には1年で担任が変わります。子どもたちとは1年でお別れです。

子どもたちは1年で必ず成長していきます。

子どもたちの成長に関われるというのは、とてもありがたいことだと思います。


ぽにょ

子どもがいるから、先生ができるんだなぁ。

と、しみじみ思います。




1年の終わりに、保護者から「先生のおかげで、うちの子成長しました。」と言っていただけたり、子どもたちから「来年も先生のクラスがいい!」と言ってもらったりしたときには、思わずガッツポーズしたくなります。

大変なことも多いですが、感謝の言葉をいただいたときには、「教員でよかった」と心から思うことができます。










まとめ

今回は、現役教員8年目の目線で【小学校の先生になってよかったこと】を書きました。

① 安定している
② 時間があっという間に過ぎる
③ 飽きない
④ 担任の裁量が大きい
⑤ 給食がある
⑥ 長期休みが取れる
⑦ その日の気分で働く場所を選べる
⑧ 若くいられる
⑨ 異動がある
⑩ 達成感を味わえる



いかに毎日があっという間に過ぎるか知りたい方には、こちらの記事がおすすめです。




夏休みの過ごし方についても書いています。






これから先も「小学校の先生になってよかった」と思える瞬間が増えますように。






ぽにょ

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