【来年から先生になる人へ】4月までに準備すること9選(現役教員が解説)

ぽにょ

こんにちは、ぽにょです。




10月に入り、教員採用試験の合格発表が相次いで行われています。

「合格した!やったー!」と喜ぶ反面、来年度からの教員生活を不安に思う方も多いのではないでしょうか。


かくいう私もそうでした。



そこで、今回は、教員8年目の目線から、来年度先生になる方に向けて【4月までに準備すること】をまとめました。

少しでも参考になれば嬉しいです。






この記事で分かること
  • 4月までにやっておいた方がいいこと(心に余裕をもって春を迎えるために!)
  • 4月までに買っておいた方がいい物






目次

4月までに準備すること9選

  1. 目指す教師像を明確にする
  2. 発達障害の勉強をする
  3. パソコンのスキルを磨く
  4. 自己紹介を考える
  5. お金の勉強をする
  6. ストレス発散方法を身につける
  7. 趣味や特技を増やす
  8. 好きな絵本を3冊買う
  9. マストアイテムを揃える

詳しく解説していきます。






目指す教師像を明確にする

まずは、どんな先生になりたいのか考えておきましょう。

目標とする姿を決めることで、「ここは譲らないぞ!これだけは大切にするぞ!」という自分の軸ができます。

自分の軸ができると、ブレずに指導することができます。



逆に、自分の軸がない先生は、指導の基準が曖昧になってしまい、

子ども

前と言ってることが違う…

と、一貫した指導ができず、子どもを混乱させてしまいます。そういったブレが不信感に繋がり、子どもの心は離れていきます。一度失った信頼は取り戻すのに時間がかかります。




4月がスタートしてしまうと、日々の業務に追われ、なかなかゆっくり考える時間がとれないかもしれません。時間がある今のうちに、どんな先生になりたいのか」「何を大切にしていきたいのか」じっくり考えておきましょう。



ぽにょ

こんな感じでまとめておくと、いつでも見返せるのでおすすめです。日々見直して、目指す教師像をレベルアップさせていきましょう!



「メリハリのある先生」「子どもの目線に立てる先生」「保護者から信頼される先生」など、どんな先生になりたいのか、ぜひ考えてみてください。






発達障害の勉強をする

発達障害をもつ子どもは、学級に数名必ずいます。

現役教員はもちろん、これから教員になる方には発達障害の知識は身につけておくべき必須事項です。

発達障害の特徴や支援方法について学んでおくと、いざというとき必ず役に立ちます。




ぽにょ

私は、小学校の教員になる前に、中学校の特別支援学級で介助員をしていました。そのとき学んだことや身につけた支援スキルが、今現在、現場で生きています。





発達障害の種類と特徴について書いた記事です↓



他にも、

  • 学級経営
  • 授業づくり
  • 子どもの指導方法

など、勉強しておいて損はありません。

大きな本屋に行くと、さまざまな教育書があります。今のうちにたくさんの本を読んで、さまざまな知識を得ておくといいと思います。






パソコンのスキルを磨く

教員は、授業以外にも多くの仕事をします。

学年だよりや学級だより、通知表、教材作りなどの事務仕事も多いです。WordExcelPowerPointは確実に使えるようにしましょう。

ICTに強い先生は、どこの学校でも非常に重宝されます!今のうちにパソコン作業に慣れておきましょう。



ぽにょ

タイピングが速い=仕事効率UPにつながります。ぜひ練習しておきましょう。






自己紹介を考える

4月は自己紹介ラッシュです。

  1. 4/1(朝)・・・全職員に向けて、軽めに一言
  2. 4/1(歓迎会)・・・全職員に向けて、長めに
  3. 始業式・・・全校児童に向けて、軽めに一言
  4. 登校初日・・・担任するクラスの子どもに向けて、長めに
  5. 4月の保護者会・・・担任するクラスの保護者に向けて、長めに

話す相手に合わせて、それぞれの自己紹介を考えておきましょう。



ぽにょ

子ども大人問わず、自己紹介で話した内容を切り口に仲良くなっていくことが多いです。ぜひ記憶に残る自己紹介を考えましょう!








お金の勉強をする

教員の仕事とは関係ありませんが、生活を豊かにするために、お金の勉強をすることをおすすめします!!

私自身二十代の頃は、不要な保険に加入したり、無駄遣いしたりと、お金の価値をまったく理解していませんでした。三十代に突入した今、もっとお金の勉強をしておけばよかったと全力で後悔しています…。



ふるさと納税投資保険補助金など、世の中には知っているだけで得する制度がたくさんあります。お金の勉強をして、自分で稼いだお金を上手に使ってほしいと思います。






ストレス発散方法を身につける

教員に限らずですが、自分の機嫌を自分でとれる人は強いです。

教員は関わる人や仕事量が多く、ストレスがかかりやすい職業です。

疲れたとき、イライラしたとき、落ち込んだとき、どうすれば自分が元気になるのかを知っている人は、回復も早いです。

適度に発散しながら、バランスよく働きましょう。



ぽにょ

私のストレス発散方法は、美味しいものを食べるお酒を飲む気が済むまで寝るカラオケで歌う温泉でまったりする人と話す、です!






趣味や特技を増やす

小学校の先生は、趣味や特技を活かしやすい職業です。

  • 運動であれば、休み時間や体育の授業に
  • 家事関係であれば、掃除や給食の時間、家庭科の授業に
  • 語学であれば、外国語の授業に
  • 趣味の話は、日頃の雑談に

どんな趣味や特技であれ、さまざまな場面で活かしていけます!

先生すごい!」「先生おもしろい!」と言ってもらえるように、できることや好きなことを増やしていきましょう。きっとそれが、あなたの強みになります。






好きな絵本を3冊買う

私はさまざまな場面で絵本の読み聞かせをします。低学年はもちろん高学年にもします。ときには絵本を使って道徳の授業をすることもあります。

「この絵本は先生が小学校6年生のときにね…」と、その本にまつわるエピソードとともに読み聞かせると、何年経っても覚えている子がいます。

また、保護者から「先生のおかげで本を読むようになりました。」「先生が読んでくれた本をお母さんにも読んでほしいと言われたので、題名教えてください。」と言われたりすることもあります。




絵本のもつ力はすごいです。自分の言葉では伝えきれない思いを、絵本の力を借りて伝えることができます。

お気に入りの絵本を手元に置いておくと、隙間時間に読み聞かせられて、とても便利です。

子どもの心に刺さる1冊を見つけられるといいですね。






マストアイテムを揃える

現場に出たときに必要な物をリストアップしました。

【マストアイテム】

  • 印鑑
  • スーツ
  • ジャージ
  • 上履き
  • 体育用の靴
  • 体育用の笛
  • 帽子(外で体育をするときや、校外学習のときにかぶります。)
  • ハンカチ
  • ご褒美スタンプ
  • 文房具類(鉛筆、消しゴム、3色ボールペン、赤ペン、蛍光ペン、定規)
  • ノート(メモ用、教材研究用、子どもの行動記録用)
  • クリップバインダー
  • クリアファイル(資料整理用→種類ごとに分けてファイリングすると探す手間が省けます。)
  • マグカップ(職員室でお茶を飲む用→カップの裏に名前を書きましょう。)



【あると便利なアイテム】

  • 絵本
  • なぞなぞの本
  • タイマー(黒板に貼って使う大きなデジタルタイマーや、視覚的に時間が分かるタイプのものもあります。)
  • 指示棒
  • ご褒美シール
  • パペット(クラスのマスコットキャラとして)
  • ミニスピーカー(お楽しみ会やレクで使います。)
  • カードゲーム類(学校によっては禁止されていることもあるので要注意。)
  • 卓上カレンダー
  • 放課後用のお菓子




【マストアイテム】は、ぜひお気に入りのものを購入してくださいね。持っているだけでテンションが上がるものを!

【あると便利アイテム】は、必要になったときに買い足していくといいと思います。物によっては学校にある場合もあります。







まとめ

今回は、教員8年目の目線から、来年度先生になる方に向けて【4月までに準備すること】をまとめました。




時間があるうちにできる準備をして、余裕をもって4月を迎えてくださいね。何事も準備するに越したことはありません!




子どもたちは、先生の雑談や失敗談が大好物です。たくさん挑戦して、たくさん失敗しておいてください!

来たる4月を楽しみに、ワクワクドキドキしながら準備を進めてもらえたらと思います。






さらに、心の準備をしたい方へ



教員の1日について知りたい方はこちら



大変だけれど、すてきな仕事です!






【子どもたちとの出逢いをお楽しみに】






ぽにょ

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